ジョブが長時間実行されている場合に通知する機能を追加しました。 #CSアナリティクス
先日、クラスメソッドが提供するデータ分析基盤サービス「CSアナリティクス」(以下CSA)のプロダクト「Job Management Console」(以下CSA JMC)において、新しいバージョン「v5.12.0」をリリースしました。
当エントリではCSA JMC v5.12.0で追加した、ジョブが長時間実行されている場合に通知を行う機能について紹介します。
概要
CSA JMCはDWH等に対してジョブを実行します。このジョブが意図せず長時間実行されている場合に通知を行う機能を追加しました。例えばプログラム実行ジョブの不具合による無限ループや、想定した実行時間を過ぎてもジョブが終わらない場合に通知を行うことで、運用担当者がこれに気づくことができるなどの用途が想定されます。
以下にこの通知の設定について書いていきます。
ジョブ長時間実行時の通知について
CSA JMCではジョブの成功・失敗を通知する機能が既に存在しており、通知先などを「ジョブ実行通知」画面で設定できます。今回追加したジョブ長時間実行時の通知についても、この「ジョブ実行通知」画面より設定を行うことで通知できるようになります。
CSA JMCのサイトを開き、ヘッダー部の[サイト管理] - [サイト設定]を押下して「サイト設定」画面に遷移します。
「サイト設定」画面にて「ジョブ実行通知」タブを選択します。
「ジョブ実行通知」画面に遷移します。画面下方にジョブが長時間実行されている場合の通知について設定する項目があります。
ジョブが長時間実行されている場合に通知をしたい場合は「ジョブ長時間実行時の通知送信」をONにします。「ジョブ長時間実行時の件名」では通知の件名を、「ジョブの実行経過時間」では何時間ジョブが実行されたら通知するかを時間単位で指定します。なお、通知は上にある「通知用SNS Topic ARN」の「異常時」と同じSNS Topic Arnから送信されます。
設定ができたら、最後の「保存」を押下して設定完了です。
まとめ
今回追加した、ジョブが長時間実行されている場合に通知する機能についてでした。こちらの機能を使い、CSA JMCを活用して頂けると幸いです。